自分の顔が好きになる。ちこ×坂田まこと「オーガニックスキンケア講座」開催レポート

自分の顔が好きになる。ちこ×坂田まこと「オーガニックスキンケア講座」開催レポート

 


こんにちは!ゆにわマート店員のあんちゃです。



ゆにわのオリジナルスキンケアブランド「fuu.」が始まり

  • フェリーチェトナー
  • フェリーチェオイル

の2商品が発売されたことを記念し、購入者限定で


開発者である料理人・ちこさんと、株式会社オーガニックマザーライフ代表・坂田まことさんによる

「はじめてのオーガニックスキンケア講座」

が大阪・くずはで開催されました。


今回は、講座の様子と、トークの一部を特別に!レポートでお届けいたします^^

 


講師プロフィール

ちこ/料理人・オーガニック食美容研究家

料理人。オーガニック食美容研究家。17歳で人生の師、北極老人と出会い、「食を変えると人生が変わる」ことを自らの経験を通じて会得。2006年、大阪府枚方市楠葉にて料理店『御食事ゆにわ』をオープン。また、自身のYouTube、Instagram等のSNS、オンラインコミュニティ「ゆにわ塾」にて食べ方と生き方を説いている。


坂田まこと/株式会社オーガニックマザーライフ代表取締役

19歳で母になり、子育てと両立しながら始めた「自宅サロン」と10年書き続けた「オーガニックブログ」をきっかけにオーガニックエステ・コスメショップを立ち上げる。現在は東京・大阪・鎌倉等にサロンを構えながら、女性や母親が社会で働きやすい環境作りを提案するために「セラピストスクール-COTTON HOUSE- 」「セラピストバンク」も運営し、セラピスト育成や独立支援に励んでいる。




食と美容の意外なつながり


 


ちこ:

坂田さんは、くずはに来られるのは5〜6回目ですかね。無類の麺好きということで、「べじらーめんゆにわ」に行くのを毎回楽しみにしてくれているそうで(笑)

まずは、軽く自己紹介からいきましょうか。

 

 

坂田:

みなさん初めまして。坂田まことです。麺は本当に大好きです(笑) 

24歳のときに会社を立ち上げて、8年ほど経ちましたが、今も現役セラピストとして、お客様の施術もしています。

13歳の娘と、猫4匹と、鎌倉に住みながら、東京・大阪にある店舗と、宮崎に自社工場があるので、行き来しながら活動していて。

ちこさんとの出会いは、大阪の店舗に、立ち寄ってもらったのがきっかけで。しかも、正月早々の1月2日に!(笑)

 

 

ちこ:

ほんとに、ふら〜っと立ち寄りましたね(笑) 実は元々、まことさんが出している書籍を、料理本だと間違えて手に取ったところからが始まりで。

読んだあとも、ずっと気になってて。この人、自社工場も持ってて、化粧品も作られてる!直接会ってみたい!と。

 

 

坂田:

なんてかわいい人だろうと思ったら、そんな次元の方ではなかった(笑)

 

 

ちこ:

いやいや(笑)

わたしは、fuu.を立ち上げるまでは16年ほど飲食に携わっていましたが、きっかけとしては、心身ともに荒れていたわたしを救ってくれたのが「食」だったんですね。

学生の頃、精神的に病んだときに、すごく肌荒れして。なんとか治したくて、薬を塗ったり、野菜もたくさん食べて、運動して、、世の中に出回っている方法は全部やったのに、それでも治らなくて。

そのとき「あ、これは心が壊れてるんだ」って確信して。

そこから、ゆにわの原点である「大学受験塾ミスターステップアップ」に入って、人生の師となる塾長先生と出会ったのが転機でした。



ちこ:

先生は、勉強以外にもたくさんのことを教えてくれて。

食事を変えたり、石油系の化粧品を手放したり、精神的にもいろんなものを手放して、一旦リセットしようと思いました。

これまで大事だと思ってた考えを手放して、新しいものを知ったり、自分の〝心地よさ〟に立ち返ろうと。

そしたら、「治そう」と躍起になっていたときは全く治らなかったのに、ふと気づけば自然と肌荒れもおさまってたんです。

そんな経験もあり、いつか、これだけ肌のことで悩んだ自分としても、化粧品を作ってみたいなと思っていました。

 

 

ちこ:

そこから、まことさんとの出会いがあって。

やっぱり人生の転機って、〝人との出会い〟にあると、わたしは思うんですね。

その後は、ほいほいと話が進んでいきました(笑)

 

 

坂田:

ほんとにちこさんは早いですよ。普通なら2年かかるところを、8ヶ月くらいで完成までいきました。



ちこ:

あとは、化粧品の調合を学ばせてもらったときに、「これ、普段の調味料を作るのと全く同じだ!」と。食と美容がつながっているのを感じた瞬間でしたね。

特にまことさんの工場は、ゆず・いちご・しょうがとか・・・日本の食材を使った原料が多かったので、料理しているときと同じような感覚で、楽しかったです。



坂田:

ちこさんの料理で培ったエッセンスはそのまま活かせますし、出来上がるものが、調味料か、植物エキスかの違いなだけで。

そして原料が悪いと、できあがった商品の質も変わりますから、料理と一緒ですね。調味料が悪かったら、風味も落ちるし、栄養価も下がってしまう。

結果、人のからだへの影響も変わるわけです。



坂田:

化粧品も同じで、皮膚というのは、からだの一番外側にあって、一番大きくて、しかも一番吸収率が悪い臓器。デトックスする力も、歳を重ねるごとに減っていくので、やはり、どういう原料から作るかって大事ですよね。

 

 

ちこ:

飲食業界もそうですけど、いかに原価を下げるか?ってことを、多くの企業は血眼(ちまなこ)になってやっているので、たとえ材料の質が悪くても、パッケージやデザインで良く見せたり、香料で香りをつけたり、「おいしそうに見せる技」は持ってるんですよね。それが果たしてからだにいいのか?というのは、二の次になってしまう。

もちろん、便利で腐りにくくて、そこで恩恵を受ける面もありますが、わたしが残したいものではないなと思ったんですね。

何より、飲食に携わる中で、お肌の悩みを抱える方も多くいらっしゃったので、そういう方に使ってもらえるようなものを作りたいなと。




〝風〟を感じられる瞬間を

 

ちこ:

わたしは、素肌が変わることで、人生観を変えさせてもらったんですね。あのとき、肌荒れしてよかったなと思えるくらいに。

たくさん苦しんで悩んだけど、そこで立ち止まるきっかけにもなって。

お肌は心と連動してるなとも思ったので、「どんな気持ちでスキンケアするのか」も実は大事なんじゃないのかなって。

スキンケアを通して、自分自身の心も整える時間になったらいいなと思って。

まるで、心に風が吹くような。



坂田:

宮崎の工場で、fuu.のネーミングも考えましたね。(笑)



ちこ:

そうそう。おいしい料理ができたときも、ふわっと風が抜ける感じがしたり、疲れたときに風に当たると心地よかったり。

わたしたちにとって、〝風〟ってすごく栄養だなと。

スキンケアが、そういう〝風〟を感じられる時間になったらいいなって。その後、ネーミング案をいくつか持ち帰って、師匠・北極老人やゆにわの仲間たちと話し合って、名前を決めました。



坂田:

植物も、水とか光よりも、実は風が大事って言われてるんですよ。

風がないと、微生物も巡らないし、水分も蒸発しなかったりとか。水分を含んだ風にあたることで、雨が降らなくても、植物はそこから水を得たりするので。

だから、風がないところは植物が枯れやすかったり。

 

 

ちこ:

すごく熱弁してくれてましたね(笑)

 

 

坂田:

ブランドコンセプトを作るのが好きなんです(笑)採用していただけて嬉しいです。




本来持っている〝美しさ〟を引き出す


坂田:

うちの化粧品も、全部植物から作っていて、香料とかも一切入れてないんですけど、料理に置き換えてみると、よく考えたらこの添加物いらないなとか、「色味を保たせるためにはこれを入れなきゃいけない」ってものとかあるじゃないですか。


この香りってホントにいるのかな?

この色って入れなきゃいけないのかな?

とか、シンプルに本質に立ち返ったときに、不要なものもあって。

 

 

坂田:

時を経ても腐らない、変わらないものが良しとされているけど、わたしは、〝老いる〟ことも一つの美しさだと思っているので、化粧品を作る上でも、人としても、そこは常に問い続けたいですね。

年相応に、豊かに老いる方法を知っている人は、そこに対して恐怖を持たないので、むしろきれいになっていくなと。

だから、「〝アンチ〟エイジング」って言葉は、あまり好きじゃないんです。



ちこ:

わたしも、昔はメイクも楽しくて、たくさん塗ったり描いたりしてたんですけど、一気に肌荒れした時に、すごく「失った感じ」があったんですよ。

「ああ、素肌がきれいなだけで、十分だったんだな」って。

素肌が荒れると、化粧も映えないし、メイクが〝隠すためのもの〟になってしまって、すごくストレスになってしまって。

元々自分は(きれいな素肌を)持っていたんだなって、無くして初めて気づいて。そこから、食事を変えたり、塗るものも変えていったんですけど。

 

 

ちこ:

そうしたら、「肌が呼吸してるな」という実感がでてきて。

そっちの方が心地よくて、自分も深く呼吸しながら生きているような気がして。

今も、化粧を一切しないとか、そういうわけじゃないんですけど、〝あるべき姿〟を美しくした方がいいよな、と思うようになったんですね。自分が持っているものを引き出すというか。



坂田:

そうですね。いろいろつけなきゃ、っていうよりは、

  • 余計なものをつけない
  • 余計なものを食べない

だけでも健康になったりするじゃないですか。

現代人って食べ過ぎの傾向にあるので、たとえ一食でも、丁寧に食べるというのが大事じゃないかなと。

スキンケアも同じで、丁寧にやれる時間を大切にして、四六時中気にしすぎる必要もないので。やることもシンプルで、基本をおさえていたら、余計なことをしなくていいんですよね。




 

✳︎✳︎✳︎


その他にも、スキンケアの具体的な話から、制作の裏話、人生観の話まで、2時間たっぷり語っていただきました。

 



▶︎リアル受講されたお客様の感想(一部抜粋)


「歳を重ねるにつれ、しみ、そばかすが目立つことが気になり

隠したい一心で、コンシーラー、ファンデーションで塗り重ねていましたが

隠すことを頑張らなくてもよく、血色をよくするとか、元気な肌にするとか、そのままの素肌を大切にすることをもっとやっていきたいと思いました。ふうを大切に使いたいと思いました」(M・Kさん)

 

 

「心に響く言葉がいっぱいでした。

ただのスキンケア講座ではなかったです。自分も美しくなろうと思いました。自分のことももっと気にかけていきます」(M・Oさん)

 

 

「実際にふうを使いしてみてとても使い心地がよかったです。

化粧品のオーガニック性、想いが伝わりとても勉強になり、今後取り入れていこうと思います」(M・Fさん)

 

 

「健康や本質に興味の強いわたしも化粧品を作ってみたいなぁなんてちょっと思いました!楽しく心満たされ学び深い素晴らしい時間でした」」(A・Aさん)

 


今後、ゆにわでも化粧品作りのワークショップや、食と美容の講座も開催する予定です。乞うご期待!

 

 

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